【商品説明】
大倉陶園 金蝕待宵草 花器
コレクション 4

サイズ:約径最大22×縦20cm 口径11.8cm 底径13.8cm
重量:1200g

大倉陶園独特の技法、『金蝕』技法を用いて
『待宵草』またの名を『宵待草』
あくる朝にはしぼんでしまう「一日花（いちにちばな）」で、一夜限りのはかない草花のありったけの命のエネルギーを見事に描いた逸品でございます。
儚い小さな花を題材にして豪華な花器に仕立てる創作力は
さすが大倉ならではの芸術感です。

オークションにはなかなか出てこない珍しい
存在感と気品と風格のあるとても高級な花器でございます。

夏の旬の花を生けてお飾り下さい。
大胆な絵柄を生かし、花材を問わずご利用頂ける花器です。
可憐な花ならそれなりに可愛らしく、大振りの花ならかなり豪華な作品が出来上がる事と思われます。
また、生花がなくとも
咲く花の様にこのまま花器を飾って頂きますと季節感のある素晴らしいインテリアになる事と思われます。

多種類の花器を集めて四季折々の日本の伝統を後世に引き継いで行ってください。

［ホームページより］
製品は“セーブルのブルー、オークラのホワイト”と称され、 “色の白さ、磁器質の硬さ、肌のなめらかさ”に大きな特徴があります。
炎の芸術が創り出す神秘の世界。

『金蝕』（エッチング）にはサンドブラストの方法を用いています。本焼した白生地にマスキングされた絵模様を貼り付け、細かい砂を噴射して生地の表面を削り、モチーフを浮き彫りにします。金を施して焼成すると、マスキングされた部分と削りとられた部分で、金の光沢に差が出て模様が浮かびあがります。

『金蝕の待宵草』裏表ともに金をたっぷり使った、金の光沢の差で描いた非常に豪華で上品な輝きです。
金の量が多いとピカピカではなく黒光するといいますが、まさにそんな感じです。

『待宵草』
大正ロマンの風情が漂う花、マツヨイグサ（待宵草）夏の夕暮れを待って、月の滴が零れ落ちたかのような黄色い花を咲かせます。

待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな
歌曲『宵待草』より

江戸時代末から明治時代初期に園芸種として日本へ渡ってきた帰化植物です。
その名を一躍有名にしたのは、大正時代の愛唱歌『宵待草』。竹久夢二（たけひさゆめじ）作詞、多忠亮（おおのただすけ）作曲のこの歌は、1917年に発表されると、たちまち一世を風靡しました。竹久夢二は、大正ロマンを代表する抒情画家・詩人。
『宵待草』の詩では、房総半島で夢二自身が味わったひと夏の悲恋が、可憐な花によせて詠われています。
以来、マツヨイグサには彼が好んで描いた、愁いを帯びた美人の面影が色濃く漂うことになりました。
俳句の世界でも、夏の季語として黄色いマツヨイグサも含めて「月見草」が使われます。

【商品の未使用/保管品
キズ、カケなく輝く美しい元箱はございません。
箱を重視される方には不向きです。

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